6月17日(土)に瀬戸市にある萩御殿にて、次代を担う子どもたちに、自然豊かな瀬戸の森林再生の歩みを学んでいただくとともに、地域の特性である土を使ったものづくりを通じて、瀬戸の産業を支えてきた原点に触れることで、まちに対する感謝の心を養い、このまちに住むことの誇らしさを伝えられる大人になっていただくことを目的に、2017年度6月例会瀬戸の原点に触れるものづくり事業を開催いたしました。
はじめにオープニングとして瀬戸青年会議所メンバーから瀬戸の自然の歴史、文化にまつわるお話をしました。
説明の後は、5つのグループに分かれてハゲ山の復旧から100年が経ったこの「萩殿の森」ツアーの開始です。
この他にも4か所ある各ポイントで、瀬戸青年会議所のメンバーよりハゲ山の復旧についての○✖︎クイズが出題され、その解説が行われました。ハゲ山の復旧について学びを得ながら○✖︎クイズを楽しんでいただきました。
本事業の記念として、参加者全員でアカマツの苗木の記念植樹を行いました。そのまま植えても土にかえる鉢にみんなで名前を書いて植樹していきます。
植樹したアカマツの成長を確認するために萩御殿に再度足を運んでみてはどうでしょうか。
場所を瀬戸蔵に移してからは、焼き物の町として発展してきた理由の一つである焼き物に適した土を使って「光るどろ団子づくり」を体験していただきました。
単純な作業ですがみんな一生懸命です。
子どもにとっては中々難しかったようで、ご家族やメンバーの協力を得ながら、光るどろ団子作りに挑んでいました。
光ってくるとおのずと子供達にも笑顔が溢れてきます。
色をつけて、キレイなどろ団子の完成です。
本事業を通じてご参加いただいた方々が、瀬戸のまちが、先人達の英知と努力の礎により、現在当たり前のように存在している自然や、陶磁器を中心とした歴史と伝統を誇るまちであること、また、陶器で使用する地元の土を身近に感じることができるどろ団子づくりとすることで、子どもたちにもわかりやすく、楽しみながら学ぶことができ、まちへの愛着を持つ第一歩となったのではないかと思います。
ご参加いただきました皆様、ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。
また本日6月21日水曜日中日新聞なごや東版にて本事業を記事として取り上げて頂きました。
こちらもぜひご覧下さい。